日本の国防 2022 12 18

書名 日本有事
著者 清水 克彦  インターナショナル新書

「国防は想像力」
 多くの日本人は、
ニュースで台湾有事の可能性を聞くと
どこか遠い国の紛争と連想してしまうかもしれません。
 しかし与那国島と台湾の距離は、
東京と熱海の距離と同じくらいです。
晴れた日には台湾が見えるという距離です。
 万が一、台湾有事になると、
台湾の飛行機が与那国島や石垣島に着陸するかもしれません。
それどころか軍用機も着陸するでしょう。
 戦争になれば空港はミサイルによって破壊されますので、
台湾の飛行機は着陸できるところを求めて、
日本の空港を目指すでしょう。
つまり台湾有事は日本有事になるのです。
 こういう事態になってしまうと大混乱になりますので、
平時の今から考えておく必要があります。
 国防で重要なのは、
平時に有事を考えることです。
 有事になると、
どんなに優秀な人でも異常心理になってしまい、
正確な判断ができなくなります。
国防の基本とは、平時に有事を考えることだと思います。










































































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